異動はチャンス

人事異動はスキルアップのチャンスです!

看護師の人事異動はプラスかマイナスか

 組織の中で働いていれば人事異動はつきもの。それは看護師であっても同じだ。何年か経てば他の部署に異動するというように、ローテーションが組まれている病院であれば、「そろそろ異動かな」と覚悟することができる。ただ、何の前触れもなく突然異動を宣告された場合は面食らうこともあるだろう。

 いずれにせよ人事異動は今までの環境がガラリと変わってくる。診てきた患者さんも変わるし、その疾患も変わってしまうだろう。異動する部署によっては一から疾患や看護について勉強し直す必要もある。また、たとえ前の部署でベテランであっても、違う部署に移れば新人と同じなので、その部署ならではのルールや人間関係にも従う必要が出てくる。

 とはいえ、人事異動はマイナスなことばかりではない。その時は大変だし不安もあるあるかもしれないが、長い目で見ればプラスになることの方がむしろ多いといえる。色んな部署を経験することにより、看護師としての経験値は間違いなくアップするだろうし、人間関係のストレス耐性もついてくるはずだ。そのため、異動になったからといって悲観的にならずに、これでまた看護師として成長できるぐらいの前向きな気持ちで受け止めることが大切と言える。

 もし異動が決まった場合には、できるだけ早く一緒に働くスタッフの名前や担当する患者さんの顔と名前を覚えるように努力しよう。その部署ならではのルーティンやしきたりについても早いうちに身につけておくことが大切だ。このように看護師の異動についてはマイナスなことばかりでなく、上手く乗り越えるコツがあることも知っておこう。


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